Fumiya Tanaka

BLOG

俯瞰で見る

February 29, 2016

調子の波が悪い時に何をやってもダメな時があります。
私の場合は長い時でおおよそ3年間スランプが続いたことがありました。
調子を崩している時は、何らかの理由でアイデアや状況を俯瞰で見れなくなっており、自分の考えやアイデアに拘り過ぎて視野が狭くなっているものです。

調子が良い時はアイデアと状況を俯瞰で見れる瞬間が持続しますから、会場内で音が届いていないのではないか?というところにまで気を配れた選曲ができます。
逆に言えばそれが出来ていない時が調子が落ちてきている時で、落としきらないよう意識をします。

ただ調子の悪い時でも、悪いなりにやり切ることは大切です。
やりきることで調子を戻すことはあるし、その経験が必ず次の機会に活きているからです。
調子が悪い時は大体ひとり相撲を取っているので、その事に気付くことすら難しい。
調子が悪いと嫌になるし、どうしていいか分からなくなります。
そういう時は何もしないで休んだり、意識して視点を変えられる遊びや他のことをしてみるのもひとつです。
時には逃げてみましょう。俯瞰で見れるところに巡り着くかも。