Fumiya Tanaka

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選曲とは

October 30, 2019

現場での対応をベストにする為の準備のひとつに選曲があります。

若い頃の私は当日に選曲を始めることがよくあり、家を出発する直前まで選曲が続く、または選曲が終わらないでそのまま出かけて本番なんてこともありました。

現在の私はDJの前日までにある程度終わらせ、前日はまとめる作業だけにし心身のリフレッシュに時間を使います。
現在の準備パターンにはここ15年ぐらいで少しずつシフトしていきましたが、どういうDJをしたいか、それによっては選曲に費やす時間が増えます。

根本的にいちから作っていく場合にはほとんど全てのバイナルを対象に1枚ずつ聞き返す作業をしますが、この場合は長期的に少しずつ時間をかけて終わらせていきます。1年ぐらいは時間がかかりますが、バイナルが整理される意味合いもあり、頭の中も整理されます。

その都度プランを練り直していく選曲が普段のやり方で、自分の手持ちのバイナルの中から今回の方針に近いバイナルが置いてある場所を重点的に、そこから更に連鎖的に探していくやり方でバイナルを集めていきます。

練り直しには具体的なアイデアとイメージを持って進めますが、そのアイデアは突然降って湧くようなものではなく、DJを続けていく中で連鎖的に出てくるテーマみたいなもので、普遍的でもあります。
インスピレーションは新しいバイナルや10年以上前のバイナルなど多岐に渡るところからヒントを得ています。私より音楽が先行しているのは言うまでもなく、今のところはインスピレーションは続いています。
そのイメージと実際の現場が合えばうまくいく可能性は上がりますが、それたけのことで、結局は現場でどう対応するかにかかっています。元も子もありませんが。

まとめる作業で1番厄介なのはどのバイナルを持って行かないことにするか、どれを諦めるかです。
持っていくのを諦めたバイナルが結果的に必要だったり、持っていくのを諦めなかったバイナルが結果的に必要で無かったり、やってみて分かります。

ただ往々にして諦めるかどうか迷ったバイナルはきっぱり持って行くのを諦めるのがいいように思います。

既にバイナルケースいっぱいのバイナルが選曲済みです。手持ちの中から現場で対応するには充分なバイナルを既に準備しています。持っていったバイナルで考えて工夫して使う、これを繰り返すことで現場での対応力を少しずつ磨いていきます。

事前に選曲の準備をしているのは、現場で自信を持って対応する為とも言えます。

価値観を進化させる

March 12, 2019

4枚目のアルバムをリリースした2016年からレコーディングの作業プロセスを少しずつ変えていきました。

変えていったところは大きくふたつあって、アイデアを音に変換する手順やこれが良いと選ぶ音の判断基準を見直していったことです。
僕が聴きたい音はこれだと、選ぶ音はこれだと、以前にも増して自分のフィルターにしっかり通すことでした。
そのことで使用する機材が選択されていき、使用していく機材の数も減りました。音のキャラクター付けをはっきりさせていったので役割にあった機材が選ばれていきました。
そのことで作品のバラエティー性は一時的に後退していきましたが、作品の強度は更に上がっていった、バラエティー性は今後のアイデア次第でまた広げていくことになります。

結果的にスタジオのセッティングを見直すところにまで繋がったのがふたつめで、棚上げにしていたテクニカルの課題がクリアになっていきました。
それはまるで20歳代に曲を作り始めた頃の制作方法を取り込み直しているプロセスで、小さなアップデイトを続けながら、スタジオ全体のセッティングに大きな変化をつけたいと考えています。
手狭なスタジオなので物理的に場所が足りない、今後の課題です。

このレコーディング作業全体をアップデイトしていく過程で完成していった曲が今回リリースされた写真にあるA/BとC/Dです。
進化していくプロセスの途中に出来た曲をまとめてリリース出来たことは、成長過程の途中を切り取っていますから、アップデイトの途中の段階が音に曲に剥き出しにでています。

私の曲はクラブ限定で聞く音楽だとよく言われますが、困ったものです。限定と聞くと良いイメージが一般的ですが、限りに定めるですから、なんだか窮屈でもあります。

曲中の音のキャラクターをはっきりさせたので、それぞれの音の主張は以前の作品より強くなっています。それらをほとんど力技でまとめていますから、なにか危ういバランスで調和するさまは、妙に均衡が保たれているようにも聞こえます。
今まで持っていた曲の完成はこうだという固定観念は捨ててしまったので、正直自分でも実際にはよく分かっていません。ただこんな曲はもう作れないだろうなとは思っています。

コンピレーションアルバムへの参加がきっかけで現在までの付き合いになる仲間、レーベルオーナー、ジップが選んだ4曲は、私自身自信があった曲でしたから、選曲にはやはりそうかと納得しました。

彼は高性能のカメラが被写体へのピントを瞬時に合わせるかのようにアーティストや音楽の特徴、1番良い部分を的確に理解する能力に優れているので、私自身自分の曲を初めてまとめて他人に聞かせた信頼できる人でもあります。
優れたプロデューサーがそうであるように彼もまたその能力があり、優れたリーダーとも言えると思っています。

最後にこの作業のプロセスを経て変わっていったことがふたつあります。
ひとつは1曲に費やす時間が以前と比べて長くなったことです。ひとつひとつの音作りに時間をかけるようになったので何日間も同じ作業で同じリズム、メロディーと対峙しています、音と一緒に生活する、大切なことだと思っています。
バースデーパーティー用に作った曲が名曲になるプリンスのような能力は私にはありませんから、日々牛歩戦術です。

もうひとつは一曲のバージョン違いが減ったことです。
それぞれの音のキャラクター付けがしっかりすると、その音が作曲中に次の音を呼び込むようになっていきます。いよいよ頭がおかしくなって訳の分からないことを言っているように聞こえるかもしれませんが、実際にはそれは起こります。今のところ。
それらをまとめていく、まとまる時は、選択肢を減らす作業でもあるので、結果的にバリエーションは自然に限定されていきます。

マスターデータの音のクオリティの足りなさに関しては唯一の心残りな部分でしたが、曲を作った2016年と2017年時点での私の実力です。次回のリリースにはしっかり上げていきたいと思っています。

ここまで書いてきましたが、これはプロのミュージシャンが当たり前にやっているアップデイトの一例です。アプローチの違いや作業プロセスの違いはミュージシャンそれぞれにあると思いますし、自分の制作スタイルは自分で見つけるしかありません。ただそれもいつまでも同じやり方では通用しなくなると思います。
私はまだまだ発展途上の段階ですから、自分にあったやり方や音楽を自分なりに取り入れながら、これからも変化を怖がらずに続けていきたいと思っています。

続けていく

November 8, 2018

彼に最初に会ったのは共通の友達に紹介されて一緒にサッカーをした時でした。
10代、20代の頃にバンドをやっていたことは共通の友達から聞いていたのですが、私がフェスティバルに出演する際の車の移動の運転手をやってくれたり、カオス開催の時の移動の車の中で話す機会が増えていき、いろんな音楽を聞いていることや、音楽への強い興味を持っていること、少しずつながらでも自分の音楽を作り続けていることをその付き合いの中で知りました。

私もまだ若い頃は、自分の運転する車で音楽を聞く環境は第2のモニターリングルームという位置付けで、好きな音楽や自分のDJミックスをよく聞きましたし、DJをやる機会を作るには、自分でパーティーを始めるという発想しか無かったこともあり、今で言う小さなDJバーや小さなクラブで毎月パーティーを開催していました。

少しでも沢山の人に集まってもらいたい思いで、切り貼りで作ったフライヤーのコピーをレコード屋やクラブに置いてもらったり、友達に宣伝を頼んだりしていましたし、バンドをやっている友達が多かったこともあり、複数のDJやバンドとパーティーを開催したりしたこともありました。

今ではもうあまり見ないDJとバンドの組み合わせですが、いろんなタイプのお客さんが入り混じった雰囲気や、DJでもバンドの時間でも遊び分けることのないオープンな雰囲気はガヤガヤして独特の雰囲気でした。
自分がDJをやる機会を作るためにパーティーを始めたのですが、パーティーをオーガナイズしながらDJをやる多忙な時間はそれなりに好きなことをやっているということで充実感を持ってやっていっていたと思います。
DJをする中で自分でも音楽を作ってみたい、自分が作った音楽をプレイしてみたい、その延長線上で少しずつ見よう見まねで曲を作っていったと思います。
今振り返るとそんな機材や環境でよく音楽を作っていたなあと、信じられないぐらいのペースでレーベルを始めたり作品をリリースしていた自分が勇ましく思うこともあります。

この頃はまだ未熟だったこともあり、自分のDJやパーティー、作品の出来や成果に自己判断出来る力は乏しく、自分が持ってる力以上のことをやろうとして思うようにいかない現状への苛立ちや不満に悶々としながらもがき苦しんでいたように思います。まだまだ若かったんでしょうね。
成果や結果に楽観的で利己的で無邪気に接していたと思います。

ウサギと亀の話しではないけれど、少しずつでもコツコツと自分のペースで自分の好きなことを続けていくことが最終的に何かを達成出来るということが分かるようになってきたのはここ10年ぐらいの活動の中であり、そういうことに気づかせてくれた存在のひとりでもある彼には感心させられ、また元気をもらうことが多いです。
レコード屋で10年、20年と音楽を聞き続けてきたと分かるリスナーに会った時、長年レコード屋で働いている店員さん、クラブで長年パーティーを続けているプロモーター、長年クラブのスタッフをされている人達、自分の好きな事を続けていく術を熟知している彼らと会うと時に圧倒されることがあります。

他人からは何て言われようが淡々と自分の好きなことを信じて続ける、好きなことを続ける楽しさや面白さはどうやって続けていけるか、何が喜びとなって好きなことを続けているのか、どれだけ好きなのかを試されているともとれる苦しい時や辛い時間も含んでいて、その厚みや深みは他人からは理解し難い部分も含んでいると思います。
それでも続ける。
人に迷惑をかけてまで続けたり、あまりにも労力を取られ過ぎてまで続けるのは考えものですが、コツコツと何かを続けることが出来る人の方が結果的に長いスパンで見た時に深い理解と知識を活かすスキルを蓄えるように思います。

とはいえ彼はサッカーチームではセンターバックという要のポジションでプレイしていたのですが、攻めっ気が強くやられたらやり返すプレイスタイルは決して褒めらものではありませんでしたが。

今回リリースされたトラックは2014年と2016年の作品、これからも彼とのやりとりを続いていけたらと思っています。

共同作業の面白さ

October 12, 2018

札幌Precious HallでDJをした翌日にkuniyuki君のStudioに伺い、レコーディングを始めたのが最初のセッションでした。
彼のスタジオにあった沢山の打楽器の録音、彼が手に入れたばかりのJUPITER8、シンセサイザーのデジタルピアノの即興演奏など様々な素材を手当たり次第に録音していきましたが、その際のkuniyuki君の手際のよいablton liveを使った録音処理に感心したことを今でもよく憶えています。


私は基本的に曲作りは1人で全ての作業を行う為、自分とは違う感覚や感性との共同レコーディング、曲作りはいつも刺激や発見があります。
これは私が人と何かを作る作業を続けている理由のひとつでもありますが、作業の進め方や音色選びひとつにしても自分が持っていないものを提示される共同作業は自分が持っているものをいかに組み合わせて提示出来るかという作業でもあって、自分が1人で作るものとはまた違ったものが出来上がってくる面白さがあります。
想像を超えるものが出来あがればそれは嬉しいし、そうでない場合はいちからやり直し、それ自体共同作業の醍醐味でもありますが、私の場合はまだまだ改善の余地があるなあというのが自己評価です。
以前よりは成長していると思いたいのですが、2010年の4月にkuniyuki君のstudloで行った最初のこのセッションの膨大な音素材はいまだそのままに残っています。共同作業の難しさでしょうか。


曲作りの大まかな流れや作業は私の知る限り余程の斬新なアイデアや進め方でない限りそれぞれでそれほど大きな違いはないと思っています。それでもそれぞれで個々に自分なりのやり方はあって、その人特有のアプローチや音選び、アレンジがあります。
その小さな違いがその人の曲の個性と繋がっていて、その小さな違いの積み重ねがそれぞれの違いになっていると思っています。
最近は情報化社会でクオリティーの高い曲を作ろうと思えば誰にでも作れる時代に突入したと言えると思います。ソフトウェア、ハードウェア共にテクニカルな面の進歩が目覚ましい反面、違いを作る難しさもある。
似て非なるように聞こえても小さな違いを楽しむ最近の潮流はある意味で自然なことかもしれません。

以前映画音楽の録音を見学させてもらったことがあるのですが、音楽の専門用語が飛び交う会話とそれに合わせてセッションが成立していく過程に感動したことがあるのですが、その時の緊張感や独特の雰囲気、阿吽の呼吸とはまさにこのことだとレコーディング風景を眺めていました。
こうした作業の違いを見ることが出来るのも共同作業ならでは、企業秘密とまでは言いませんがラーメン屋に例えれば自家製スープの作り方や食材を見せてもらうようなもので、共同作業を通じて目からウロコなんてこともよくあります。

今回リリースされた2曲は2012年の3月、12月から始めた音データを往復書簡のようにやりとりして作っていった曲です。
2016年の3月にやりとりして出来たものを含め何度もやり直し、数字で表せばなんとか1+1=2に辿り着いたというところでしょうか。
1+1=2プラスアルファこそが目指していくところでしょうね。

Beaytiful Days

April 6, 2018

少しでもくつろいだ環境で録音がしたかったので今回は自宅のリビングルームを録音場所に選びました。
DJミックスは録音環境が作品に与える影響が大きく、作品のキャラクターをある部分決定づけるところがあります。
録音場所の選択肢はそれほど多くはないですが、内容に適した環境で録音することは大切だと思います。

録音したのは編集無しの1発録音を5テイク録りました。
テイク数は大体これぐらいを録音しないと、良いテイクは生まれないと思いますし、高い集中力が続くのも大体これぐらいのテイク数ではないかと思っています。
編集無しの一発録音では、最初のテイクから高い集中力が必要になってきます。最初の何テイクかは深い集中に入っていく為の鳴らし運転のような作業でもあるのですが、回数を重ねるごとに段々と良くなっていけば、その波に乗って録音し終えることを目指します。
いきなり最初のテイクで良いものが録音出来ることもあり、その時のコンディション次第でばらつきはあると思います。

事前に曲順を考えていたプランはふたつあって、ひとつは割とイメージを作り上げていたプラン、もうひとつはあまりイメージを作り上げずグルーブだけを決めていたプランで、それぞれを順番に1テイクずつ録音しました。
自分のコンディションと時間に少し余裕があったので、この2テイクの録音の後、事前のプランを無視した曲順のテイクも録音しました。

休憩を兼ねて3テイクを聞き返したのですが、録音する前に有力じゃないかと考えていたイメージを作り上げていた曲順のプランはあっさりと選内から漏れました。
それは少し意外な結果でもありましたが、もうひとつのやってみないと分からない、事前にあまりイメージを作り上げていないで録音したプランが終始一貫してグルーブが貫かれていたテイクだったので、このプランで録音をし続けることにしました。

ちなみに事前のプランを無視したテイクは、全体を通して聞いてみるとどこかまとまりがなかったので選外としましたが、このテイクの録音に未発表のトラックを使うタイミングがあって、結局この録音がヒントになって、このあとに続けて録音するテイクにこの未発表のトラックを加えることに出来たのは収穫でした。

DJミックスは実際の録音中に自身の直感で1番手応えを感じた瞬間が複数あってのめり込んだテイクが大体結果的に良かったりすることが多く、事前にイメージを作ってプランニングをし過ぎると、かえってそれに拘り過ぎてしまったり、出来上がりがどこか窮屈なものになってしまっていることがあったりします。
編集に編集を重ねるDJミックスは録音したテイクを更に作り込んでいくプロセスがあるのでプランニングは重要な要素だと思いますが、編集無しの一発録音の場合は、やってみないと分からないぐらいのプランの方が、選曲と曲順の選択肢が広いし、それをその都度考える事で余計な事を考える暇もなく作業に集中できるメリットがあると思います。

このあと2テイクを録音しその日の録音は終了。
数日後に聞き返し、最後に録音したテイクをマスターにしました。
マスターを選ぶ時間的猶予がある場合は、1度録音環境から離れて頭の中をリセットして再び聞き返すと、マスターを選ぶ際にその選択をより客観的に出来ると思います。
個人差はあると思いますが、私の場合録音翌日、または数日後、時間間隔を空けてマスターを聞き返すことで、マスターを選ぶ精度を上げています。録音直後だとどのテイクが良いのか分からなくなっていたり、気づかないといけないところを見落としてしまったり、注意力がベストの状態から落ちている場合があるので、飽和した頭とカラダの状態をリセットしてからマスターを選ぶのは、正しい検証に繋がると思っています。

今回使用したマスターレコーダーはDAT。
2002年リリースの「DJ MIX 1/2 (MIX,SOUND,SPACE)」以来の使用でしたが、DAT TAPEならではの質感をマスターに残したかったことや、最初から編集をしないと決めて録音することで自分を追い込む、追い込むことでより現場に近い集中力を発揮したかったことがDAT TAPEを使用した理由でした。
本当はSTUDER A820を使いたいのですが、予算オーバーで諦めました。

マスタリングを引き受けてくれたのはKIMKEN氏。
2008年リリースの「Unknown 3」以来のセッションでした。DAT TAPEをマスターに使用する手間を快く引き受けてくれた氏には感謝しています。
現在DJミックスを作る時に使用するマスターレコーダーの主流はハンディレコーダーやコンピュータのDAWではないでしょうか。トラブルの際のリスクを考えれば自然な選択だと思います。

今回マスタリング作業中にマスター内複数箇所にデジタルノイズが発生し、その箇所をバックアップデータと差し替えてマスタリング作業を続けるDAT TAPEならではのクラシックな定番トラブルに見舞われましたが、事前にバックアップデータを作っておいたので対処出来たのは、KIMKEN氏のバックアップは一応準備しておきましょうという助言があったからでした。
バックアップデータが無ければ録音に使った同じ機種のDAT DECKを持ち込んで試すしかありませんし、それがダメならそのマスターは使えない、最終的には録音のやり直しになってしまいます。
このようなトラブルは90年代の録音、マスタリング作業において、何度も経験してきたことでしたから、この失敗を活かせていない私のDAT選択は反省するところでもあります。
何を血迷ったか私がしたように現在においてマスターレコーダーにDATを使用することはあまりお薦め出来ないと思っています。私が言うと本末転倒していますが。

最後に過去に作った自分のトラックを自身でDJミックスする作業は有意義で不思議な時間でした。
自分の音楽制作面と向き合う作業でもありましたから、今とはアレンジの仕方が変わったところや、変わっていないところ、音の選び方の変わったところ、変わっていないところ、マスターのクオリティなど再認識、再確認するところなど、音楽制作にフィードバックできるところは多かったと思っています。いつかまたDJミックスを作る機会に巡りあえたら、更なる飛躍をした作品を作りたいと思っています。