Fumiya Tanaka

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CHAOS開催について、その後

June 19, 2011

7月にCHAOSを再開することにしました。


尚当初予定していたzipは延期になりました。詳細は改めて後日発表します。


この7月のCHOASですが、3月予定していて延期になったthomas melchiorのブッキングが決定しました。彼は震災直後から日本の事を常に気にかけていて、新聞やインターネット、テレビなどで常に事の行方を心配していました。3月のCHAOSのブッキングをキャンセルにする決断をするまでには、何度もディスカッションをし、日本に行くという事に関して3月はあきらめるという決断をしました。僕としても彼には3月時点でのリスクを伝え、彼には今は日本に行かない方がいいということを告げました。限られた日数とは言えまだまだ状況は最悪のシナリオになる可能性があったことや、現時点でもそうですが3月の時点で日本に行くということは少なからず彼自身も被爆をするということになります。どこの国の人であろうが大切な友人をそんな目にわざわざ合わす状況に連れて行くことは到底できないと考えたからです。彼にとっては残念でもありセイフティでもあった決断だったのですが、予定していた2週間の滞在を5日間に減らすことや、食事や放射能飛散について引き続きモニタリングすること、汚染が多い地域では事が終わればすぐにそこを離れることを条件に、彼とはディスカッションを繰り返し、リスクも改めて告げた上で、彼は7月開催するCHAOSにジョインしてくれると言ってくれました。当初はzipが延期になった時点で、僕一人でもCHAOSをやることを決めていました。そこにジョインしてくれると言うのですから、何百倍もの力を得た開催決定になりました。彼のLIVEはどういういきさつがあろうと、常にスペシャルなLIVEですし、僕自身もとても楽しみにしています。


尚6月に予定していて延期になったricardo villalobosも日本の事を大変憂いていました。彼も気にかけている友達の一人です。延期になったzipもそうです。その他たくさんの友達のDJやアーティスト、関係者もみんな日本を憂いていて、どうなるのか気にかけています。ドイツでは最近福島第一原子力発電所事故のニュースをあまりやらなくなったこともあり、これはIAEAが日本に出かけていったタイミングと、ドイツで2020年に全ての原子力発電所施設及び、原子炉を廃炉にする決定をしたこと、2020年までに10%の節電をし、自然エネルギーへの全面政策変更が決定したタイミングと重なるのですが、彼らは今回の事故の影響でキャンセルの決断をしたことは日本のことを決して見捨てたわけでもなんでもなく、自分が背負う被爆や危険性のリスクを考えた上での決断なだけであり、誰もが考え、誰もが日常することをしたまでだと思います。それは人それぞれ違うのは当然であり、その決断は尊重されなければいけないと思っています。
今日本に行くということは、どれだけ被爆のリスクを減らせるかということであり、そのリスクをどれだけ背負えるかということでもあります。
大好きな国のひとつである日本が、今はあまりドイツでニュースをやらなくなったこともありますが、それでも今後の日本がどうなるのかという話をする機会は減りませんし、日本に行かないと決断した人なりのやりかたで、日本がどうなるのかを憂いていて気にかけて行動していることはここにお伝えしておきます。震災が起きたから助けにいくというようなことがもしできるのならば、本質的に助けられることとは何か、力を貸すことができるのはどういうことができるか、それぞれのやり方と考え方で行動していると強く感じます。彼らは行ける事なら日本にはいつでも行きたいと常々言います。たくさんの人が死んだことを考えると、とても日本でパーティーというような気分に今はなれない、大好きな国でもあるし、いつでも呼ばれれば行きたいけど、今はできないというMICHAEL/SOUL PHICTIONの言葉を僕も強く指示したいと思いました。


今日本にでかけていってDJやLIVE、パーティーをしている海外からのアーティストは彼ら自身はヒーローでもなんでもないということです。もちろん今日本を訪れることにより、そういった側面が浮かび上がって来るのは知っています。それを利用する人もいるかもしれません。こういう影響が出て来た原因は何か、起きている事に対してそれぞれがどういった事を思い行動するのか、それはそれぞれの自己判断になると思います。人によってはヒーローだと思う人もいますが、それに対して批判するつもりは全くありません。通常の状態に戻るには時間を要することでもあり、起きていることをしっかり理解し行動するまでです。


尚7月にCHAOSを開催することにした理由は、7月にCHAOSを再開することにより、たくさんの人からエネルギーをもらえるのではないか、いい音楽に囲まれ、いいバイブと共にいいパーティーにしたいと強く思っていることが一番の理由です。個人的な理由で日本に帰国することになったことや、震災後さまざまな状況、福島第一原子力発電所の状況がさまざまなところにもたらす影響を考えた時に、今年CHAOSを再開するのであれば、7月であろうが、9月であろうが、12月であろうが、これはもういつ再開しても変わらないのではないか、これらの状況がそれほどの好転をすることは考えにくいだろうと考えた事も理由のひとつです。


この続きはまた書きたいと思います。


今回札幌で初めてCHAOSを開催することになりました。札幌のみなさん、よろしくお願いします。

6/3(金)CHAOS開催について

May 22, 2011

予定していた6/3(金)CHAOS@elevenについて、開催は延期にしました。
ブッキングしていたRICARDO VILLALOBOSも延期です。
今後の日程は改めてお知らせします。

sunwaves9

April 27, 2011

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SOIREE KATAPULT

April 7, 2011

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CHAOS開催について

March 24, 2011

今週末に予定していたCHAOSですが、開催を中止、延期することにしました。


僕自身、今回の震災でたくさんの人がつい2週間前に亡くなったことを考えると、そして今もなお被災地では非日常な生活をされている人を思うと、そしてまだ決して解決したとは言えない原発事故の影響をみる限り確実に安全とは言えない状況、それらに対して思いやりたいと思いました。
僕にできることはよく休むこと、リラックスすること、エネルギーの消費をおさえること、被害や風評、影響をきちんと理解すること、そして自分の身はできるだけ自分で守れるようにすること、大切な人を危険にさらさないこと、自分ができる音楽で被災者の人達に貢献できることがないか考えることです。


震災以降外に出かける回数が減り、毎日の地震による揺れや先行きの不安から社会的、生物学的ストレスが増している友達や関係者の状況も無視できません。


放射能漏れによる大気や水、大地、食品、人へのさまざまな物理科学的悪影響は今後さらにあきらかになると思います。


僕個人的には今回の震災で壊滅的な被害を受けた地域の人、100KM以上離れた東北関東近郊東京に住む被災者や友達のストレスをやわらげることに、それぞれの場所でそれぞれの音楽がどこかでそれぞれの人に響くまでにはもう少し状況の好転や時間が必要ではないかと思います。


しかし少しでもノーマルな日常の状況を取り戻したいと思っている友達やまわりの切迫した状況があることも無視できません。


昨日からたくさんの人に会って話をして、東京の主なクラブが部分的にオープンすることもあり、それぞれ普段と変わらないように振る舞いながら非日常な生活をしながらそれぞれぎりぎりの判断をしていて、東京に残っている人を憂いながら、しかし彼らも生活があってお金が必要で、食べていけない状況に直面しつつあるようです。


西に移動するか海外に移動することができる人にはそれを進めたいけど、それができるのはごくわずかな人で、全ての人ができるわけではないし、それぞれの日常を抱えていて、そこから離れられず生活をしている。


誰もが思うけど、以前と近い生活を取り戻したいと思っている人や非日常な生活をしている人は被災中心地から離れたところでもまだたくさんいるし、でもみんながそれを叶えられることができるのはまだまだ時間がかかると思うから、でも少しずつでもそれを叶えられることができるなら、できるところから自己責任で段階を経てそれらに配慮しながら始めようと思いました。


正直まだパーティーをやろうなんて時期尚早やという考えは揺るがないけど、同じ場所で友達に会ったり、話したりする時間や内容、知らない人もいてそこに音楽があって、そのことでそれぞれが響き合うことは必ずあって、子供っぽいけどそういう場所やそういうことも必要ではないかと思いました。


音楽をおもいっきりやろうというムードではないし、外に出かけるリスクはあるけど、すごくプライベイトな矛盾した決断で、僕はDJはやろうと考えました。


断れなかったこともあるけど、日程に穴を空けることより、この複雑な状況で、被災地を思いながら、複雑な心境のまま、未来を憂い、帰国した僕にできることをやります。


3/25 @ 大阪sunsui
23:00~  
¥1500
3/26 @ eleven
22:00~
¥2000


僕は3/11地震時、それ以降も日本に居なかったため、今週のCHAOSを楽しみにしてくれていた人や、東京に残っている友達、スタッフ、関係者の思いとは少し違ったものになっているところがあると思います。
CHAOSを中止にするために帰国したのですが、複雑な決断になり、この矛盾した決断が正しいのかわかりません。


日常の生活を取り戻したいと思っている人は誰もが同じ思いやと思います。


店はできる限りの危機管理を準備していて、何かあった場合の責任は取るつもりでいます。ですが自己責任で対応できるひとだけいらしてください。


thomas melchiorですが、彼はぎりぎりまで日本の状況を憂い注目していました。彼にはキャンセルを薦めましたし、彼自身も来日できないことはとても残念がっていました。日本の状況や今後をとても心配しています。さきほども話したところです。


CHAOS次回開催については改めて発表します。名前を使えない事もありますが、状況を考えると通常の状態に少しでも早く戻ることを願い、でもそれにはまだまだ時間が必要です。


今回の開催を楽しみにしていた人、関係者方々、告知が遅くなったことも含め、中止、延期になったことについて、大変申し訳ありませんでした。


最後になりましたが、被災された方のご冥福をお祈りするとともに、被災された関係者の方々にお悔やみ申し上げます。